2025/3/8

いろいろ事情があって、博士後期課程へ進学するか最近悩んでいます。

この時期(M2の3月)に悩むのはかなり遅いですが、まぁ悩んでしまったのでしょうがないですね。

その経緯を自分の頭の整理のためにここに記したいと思います。誰かの参考にもなれば幸いです。

そもそもなぜ今自分が大学院にいるのかを考えました。

時は高校にさかのぼります。

元々、実家の仕事の関係で、親からは弁護士になってほしいと言われ育ちました。

特別なりたい夢もなかったので、まぁ弁護士でも良いかくらいの気持ちでした。

高校1年の三者面談、文理選択の時でした。法学部に行くから文系に行きますと当然のように言いました。

しかし担任は「数学の成績が良いから理系の方が良いのではないか」と提案してきました。

我が家系には理系がほとんどいませんでしたので、せっかくならという理由で理系を選択しました。

じゃぁ物理か生物かどっちやる?って話になって、物理が苦手だったので生物選択にしました。

そして高校3年、いよいよ学部選択だというタイミングで、生物選択は工学部を受験できないことを初めて知りました。

じゃあ理学部か農学部か医学部か薬学部だなとなり、ある程度基礎から応用につなげやすそうな農学部を受験しました。

(成績的に他の学部が厳しそうというのもありましたが)

結果不合格となり、浪人することに。

浪人時はぐんぐん成績が伸びたので、理学部・薬学部も選択肢に入りました。虫・動物・植物よりは人体の方が興味あるなと

思い、薬学部を受験。合格したので、大学は薬学部に入学することになりました。

薬学部で学ぶ内容は全てではないですが、自分にとっては興味深いものが多く、そして授業をしている教授・研究者という生き物に

少し憧れを抱くようになりました。

その中で、大学院まで進学して研究したいなという思いがあったので大学院に内部進学しました。

成績も悪くなかったので、自分の興味のある研究室に配属することもできました。

実際研究を始めると、「仮説を立てる→実験する→結果を考察する→次の仮説を立てる」というプロセスが非常に楽しく、自分はもしかしたら研究が好きなのではないか、そう思うようになりました。

仮説が間違っており、結果が期待通りでない時(ほとんどこれですが)もあまり落ち込まないです。

次の仮説を考える新たなヒントが手に入ったなくらいに思います。

こういったメンタルは研究者にとって適しているのではないか、そう思う時もあります。

じゃぁせっかく始めた研究、楽しいのならば突き詰めて博士後期課程までやってやろう、そう思いました。

そして今に至るという状況です。

ここまでを振り返って、元々昔から研究者になりたい、という思いで今の立場にいるわけではないことに気づきました。

いうならば、たまたま。成り行き。漠然と研究者を目指していたわけです。

続きはまた明日。

写真はコメダ珈琲のビーフシチューです。今日のお昼、先輩に進路相談するときに食べてました。

カレーはそんなに好きじゃないですが、ビーフシチュー・ハヤシライスは好きです。

そんな同志いますか?

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